スキャンに使用されていた昔の機械はどんなもの?

スキャン技術にも「前史」がある

現在では、家庭用スキャナーやスマートフォンで簡単に画像を取り込める時代ですが、こうした便利さは突然生まれたものではありません。
スキャン技術には長い歴史があり、デジタル以前の時代から「画像を別の媒体へ写し取る」ための機械が使われてきました。

今回は、昔のスキャンに使われていた機械についていくつかご紹介します。

ドラムスキャナー:プロの現場を支えた巨大な機械

昔のスキャン機器の中でも象徴的なのが「ドラムスキャナー」です。
これは円筒状のドラムにフィルムや原稿を貼り付け、高速回転させながら光を当てて読み取る装置です。非常に高精細で、色の再現性にも優れていたため、印刷・出版・広告業界では長年標準的な存在でした。
一方で、装置は大型かつ高価で、専門的な知識と技術を持つオペレーターが必要でした。誰でも簡単に使える機械ではなかった点が、現代のスキャナーとの大きな違いです。

フラットベッド型の原型となる装置

現在主流のフラットベッドスキャナーにも、原型となる装置が存在しました。
初期のものは非常に動作が遅く、解像度も限られていましたが、「原稿を平らに置いて読み取る」という発想はすでに確立されていました。これらの機械は主に研究機関や企業で使われ、文書や図面のデータ化に活用されていました。
性能は控えめでも、「紙をそのまま読み取れる」という点は、後の普及につながる重要な要素でした。

文字専用の読み取り機械

画像全体ではなく、「文字」を読み取ることに特化した機械も、スキャン技術の歴史では重要な存在です。
初期のOCR(文字認識)用装置は、印刷された特定のフォントしか読み取れないなど制約が多くありましたが、紙の情報を電子化するという意味では、スキャナーの一形態と言えます。
これらの装置は、銀行や行政、企業の事務処理を効率化するために使われ、後の文書スキャニング技術の基礎を築きました。

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