スキャナー選びの基準
スキャナーを選ぶ際、「画質重視」か「速度重視」かという点は非常に重要な分岐点になります。どちらを優先するかによって、選ぶべき機種やスペック、さらには価格帯も大きく変わってきます。この選択は、使用目的や利用シーンによっても異なります。今回は、スキャナー選びのポイントを「画質重視」と「速度重視」の観点からいくつかご紹介します。
使用目的を明確にする
まず第一に、スキャナーを何に使うのかを明確にする必要があります。例えば
「写真や美術作品をデジタルアーカイブ化する」 → 画質重視
「大量の書類を短時間でスキャンしたい」 → 速度重視
「OCRで文字認識したい」 → バランスが必要
「ネガやフィルムも取り込みたい」 → 高画質機能と対応アクセサリが必要
画質重視で選ぶ場合のポイント
解像度はスキャナーの画質に最も大きく影響します。「dpi(dots per inch)」で表され、一般的には以下の基準で選びます。
「300dpi」:文章や書類のスキャンには十分
「600dpi」:写真やイラストのスキャンに適している
「1200dpi以上」:フィルムやネガ、印刷物の細部まで取り込みたい場合
重要なのは「光学解像度」であり、「ソフトウェア補間解像度」は実際の画質には貢献しません。製品スペックを見るときは、必ず光学解像度をチェックしましょう。
速度重視で選ぶ場合のポイント
「スキャン速度(ppm/IPM)」
ppm(pages per minute):1分間にスキャンできる枚数
ipm(images per minute):両面スキャンで1分間に取り込める画像の数
ビジネス文書や会計資料、伝票などを大量に扱う場合は、25~60ppm以上のモデルを選ぶと効率的です。
「ADF(オートドキュメントフィーダー)搭載」
連続スキャンを行うにはADF(自動給紙装置)が不可欠
一度にセットできる枚数(30枚~200枚など)も確認
ADFがあると、数十~数百枚の書類を自動的に読み込めるため、業務効率が大幅に向上します。
図面スキャン・電子化のお悩み解決致します!
お気軽にご相談下さい!
ご相談・お見積りは無料です! 物量が多い場合は、
現地見積にお伺い致します!
019-643-8481
電話受付時間 9:00~18:00
( 土日祝除く )
